HANS CAMO FLOWER BONDING FIELD JACKET

バイヤーコメント：『カモフラワー』という新しい柄。
ぱっと見のインパクトが強いですが、実際に着るとこれが派手過ぎずとてもお洒落なんです。
シルエットは程よいオーバーサイズ。
袖丈は長めの設定ですが、袖口にテープがあるので、手にかかることはありません。
フードの立ちが良いのもポイントです。
ブランド側解説：シーズンテーマが「戦争のない世界の軍服」ということで、戦争のない世界では、どこかに隠れるための服は必要ない。
すると、逆に“目立つため”の迷彩柄が生まれるのではないかと考え、カモフラージュを花で表現しました。
花畑のように、隣り合う色が少しずつ干渉し合う自然な様相を目指し、あえて色と色を重ねた版を製作しハンドプリントで仕上げました。
色が混ざりあい、偶発的な色が随所に生まれ、深みのある温かみのある表現に仕上がったと思います。
機能性の高い近代ミリタリーがお手本のため前端ファスナー横の隠しポケットなどしっかりと荷物の用量も確保されたアウターで、ミリタリーならではの膨大なデータ収集から作られた設計は運動をほとんど妨げることなく行うことができるのも利点です。
生地は色と色、柄と柄の重なりや生地と生地の重なりの美しさを表現するためにハンドプリントとボンディングオパールという手法を用いてテキスタイルを作りました。
ざっくりと織られた度甘のコットンツイルをミリタリー感の強い少し糸にムラ感のあるウェザーの上に重ねています。
オパール部分は強いひっかけや長時間アイロンをすると剥離の可能性がありますのでご注意ください。